鴻雁北(こうがんかえる)
七十二候の14候目、清明の次候。寒い冬を越すために日本にやってきていた雁が北の国に帰る頃。令和7年度は4月9日から4月14日まで。
雁(かり、がん、かりがね)は晩秋を代表する渡り鳥。昔から歌に詠まれていたり、清少納言の『枕草子』の春はあけぼのの秋のところでも取り上げられていたり、お馴染みの鳥といえよう。
じゅくちょーは秋の夕空に並んで飛んでいる姿を大宮のキャンパス帰りに見上げて感動したのを覚えている。また推し戦国武将の柴田勝家の家紋が二つ雁金なので好きな鳥のひとつでもある。